十六国春秋前趙錄八 劉盛

人物と忠節

  • 劉盛、劉淵の一族。領右衛将軍・安昌王に任じられた。若い頃から多読を好まず『孝経』『論語』のみを読み、「これを実践できれば十分だ、実行せずにただ多く暗誦して何になろうか」と語っていた。李熹は彼を評して「一見侮りやすいようで、近づけば厳君のように威厳がある。まことに君子と呼ぶべき人物だ」と嘆賞した。
  • 淵は彼の忠実さを見込み、臨終に際して重要な後事を託した一人であった。

劉和の変での死

  • 淵の死後、衛尉西昌王劉鋭らが劉和をそそのかして劉聰を殺害する謀を企てた際、劉盛は正論を貫いてこれに与しなかった。怒った劉和は側近に命じて盛を斬らせた。