十国春秋卷七十五 楚九 列傳 王元

祝融峯の詩人

  • 王元、字は文元、桂林の人である。隠居して出でず、詩に巧みであった。祝融峰に登って「勢いは翼軫(星宿)を撞くかと疑われ、翠は瀟湘に滴らんとす」と詠み、廖融に贈って「伴い行くはただ痩鶴、寺を尋ねて深雲に入る」と詠んだ。共に文人に折服された。後に長沙に終わった。