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十国春秋卷六十一 南漢四 列傳 波斯女
波斯女
波斯女はその名氏を失っている。黒く肥え太っていながら聡慧で、光艶は人に絶していた。性は淫を善くし、後主はこれをたいそう嬖愛し、媚豬という名を賜った。後主は荒縦無度で、ますます方士に媚薬を求めて淫褻の戯れをなし、また悪少年を選んで宮婢と配わせ、衣を褫(はぎと)って肌をあらわにさせ、波斯女に扶(そ)わせて巡り覧させて楽しみとし、これを「大体雙」と号した。ついにこれによって国を亡ぼした。
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