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十国春秋卷六十一 南漢四 列傳 李蟾妃
李蟾妃
李蟾妃は事(闕)にて殊寵を得た。南海に蘇氏園というものがあり、雅(つね)に幽勝と称された(闕)。蟾妃を携えて微行しここに至り、緑蕉林の中で憩い酌み、大きく蕉の葉に「扇子仙」と書いた。後人は上に亭を構えてこの異事を志(しる)し、名づけて扇子亭といった。
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