十国春秋卷五十四 後蜀七 列傳 陳及之

後宮選抜を諫める

  • 陳及之は、広政年間に新津県令であった。たまたま後主が良家の子女を大々的に選抜して後宮に入れようとしたため、郡や県は騒然となり、婦女は驚き逃げ隠れた。及之は上疏して切に諌め、選抜の命令を止めるよう請うた。後主はその言葉には従わなかったものの、及之の率直さをかなり嘉し、白金百両を賜ってこれを表彰した。