十国春秋卷五十三 後蜀六 列傳 掌聿修

酒を求める逸話

  • 掌聿修は魯の党氏の後裔である。性格は豪快で放縦、束縛を受けなかった。太子左賛善大夫を歴任し、同僚の家述と非常に親しく、二人ともに滑稽であった。
  • 聿修はある日、家述の酒瓶が尽きかけているのを見計らって、門を叩いて酒を求めに行った。ところが酒樽は果たして空になってしまい、聿修は壁にこう書いた、「酒客は喉を渇かせて去った、ただ啜った大夫だけが残った」と。宋代に掌禹錫という者がいたが、伝えるところによれば彼の後裔であるという。