☰ メニュー
十国春秋卷四十七 前蜀十三 列傳 王㡌仙
生涯
王㡌仙は蜀の人である。その名は失われている。常に市中(闤闠)に出入りし、人のために敝れた冠を修繕し、「王帽子」と号された。性格は落魄として爾我(人と自分の隔て)を忘れるようであった。
夜は涪州の天慶観に寝泊まりしていたが、ある夜の間に急死した。道士が資財を集めてこれを葬ったが、ちょうど一月ほどして、王㡌仙が果州から手紙を寄越してきて、初めてそれが尸解(仮の死)であったことが分かった。
← 十国春秋卷四十七 前蜀十三 列傳 楊勛
十国春秋卷四十七 前蜀十三 列傳 青城道士 →