十国春秋卷四十六 前蜀十二 列傳 宋光浦

生涯

  • 宋光浦は、後主に仕えて内侍監となった。乾徳年間(919~924)、後主は宴飲に度がなく、常に重陽の日に群臣を宣華苑に宴した。夜半、酒がたけなわの頃、後主は韓琮の『柳枝詞』を歌った。
  • 宋光浦はこれとなく諷諫しようと思い、そこで胡曾の詩を詠って「呉王は覇を恃んで雄才を棄て、姑蘇に向かって緑醅(緑酒)に酔う。覚えず銭塘江上の月、一宵にして西のかた越の兵を送り来たる」と言った。後主はこれを聞いて楽しまず、宴を罷めた。