十国春秋卷三十九 前蜀五 列傳 王宗儒

王宗儒

  • 王宗儒はもと姓を楊、名を儒といい、彭城の人である。初め陳敬瑄に事えて大将となった。髙祖が卭州を攻めると、敬瑄は儒に兵三千を将いさせ刺史毛湘を助けて守らせた。湘は出て戦って屡々敗れたが、儒は城に登って髙祖の兵の強盛なるを見て歎じて「唐の祚は尽きた。王公は衆を治めること厳にして残らない。おそらく民を庇うことができるだろう」と言い、ついに部下を率いて出降した。髙祖はその功を録し仮子として姓名を王宗儒と改めた。