十国春秋卷十二 列傳 褚雅

褚雅

  • 褚雅、字は玄道、銭唐の人である。武義年間(919-921年)に茅山に隠棲するようになり、施しを好み財を軽んじ、人を助けて飽きることがなかった。
  • 田を営んで収穫を得ると、それを貧しい者に分け与えた。人と共に暮らし、常に朝早く起きて掃除をし、水を汲んで薪を採る人々に与えた。
  • 夏には瓜を移し、人が自由に取りに来るのに任せた。当時、暑い中を道行く者で熱射病にかかる者がいなかったため、人々はみなこれを難しいことだと感じた。