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十国春秋卷十 列傳 黃訥
劉威を諭して危難を免れしむ
黄訥は蘇州の人である。天祐の時、鎮南節度使劉威の幕客となった。太祖が薨じると、劉威は帥府に忌まれ、ある者がこれを徐温に讒言した。徐温がこれを図ろうとしたので、黄訥は劉威を説いて言った。「公が謗りを受けるのは深いとはいえ、実際に反する状はありません。もし軽舟で入朝すれば、嫌疑はたちまち消えるでしょう」と。
劉威はその言に従い、徐温ははたして劉威を甚だ恭しく遇し、劉威は鎮に還ることができた。黄訥にはこれに功があった。
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