十国春秋卷九 列傳 陳祐

無錫の戦いに功を立てる

  • 陳祐は若くして勇力があり、高祖はこれを署して黒雲都将とした。天祐十年、銭伝瓘らが呉越の兵を率いて常州に入寇し、徐温が兵を率いてこれを拒み無錫に至った。
  • 陳祐は徐温に「彼らは我々が遠くから来て疲れ果て決戦できまいと考えています。今その無防備に乗じ、部下の兵をもってこれを撃つことを請います。銭伝瓘は捕らえられるでしょう」と申し出た。そこで兵を率いて別の道を回り、呉越の兵の後ろに出た。
  • 徐温はこれによって大軍でその前を迫らせ、内外から挟撃し、呉越の兵は大敗して斬獲は数えきれなかった。ほどなく大将に抜擢されて潤州を鎮した。
  • ちょうど牙将の周郊が乱を起こしたので、陳祐は衆を率いてこれを討ち平らげ、功があった。官を重ねて(欠)に至り、卒した。