百戰奇略離戰第九十

  • 要旨: 敵国の君臣の間に隙があれば間諜を送り込んで疑心を植え付け、その隙に精鋭で乗じるべきだと説く。

原則

  • 敵の親密な関係に乗じてこれを離間させるべきだとする。

史実に見る実践

  • 戦国、燕の楽毅が斉を攻めて破った後、即墨を守る田単は、燕の恵王と楽毅の不和を利用し、楽毅が斉王になろうとしているという流言を流した。
  • 燕王はこれを信じて楽毅を騎劫に代えたため、燕軍の士気は乱れ、田単は火牛の計で燕軍を大破し、斉の失地七十余城を回復したとする。