百戰奇略致戰第六十二
- 要旨: 敵をこちらの都合で誘い出せば敵は常に虚をつかれ、応じなければ味方は常に実を保てるため、有利な地に構えて敵を誘い込むべきだと説く。
原則
- 自ら敵をコントロールし、敵にコントロールされないことが重要だとする。
史実に見る実践
- 後漢、光武帝の命を受けた耿弇が張歩討伐に赴いた際、祝阿を攻略しつつあえて包囲の一角を開けて敵を巨里城へ逃走させた。
- 巨里城への攻城具を目立たせて準備させ、援軍として出てきた費邑の軍を高地で迎え撃って撃破し、首級を示して城中を恐れさせた。
- 城を守っていた費敢は逃走し、耿弇はそのまま四十余の陣営を平定して済南を平定したとする。