百戰奇略危戰第五十
- 要旨: 危亡の窮地に陥った際は、将士を励まして決死の覚悟で戦わせれば活路を開けると説く。
原則
- 追い詰められた兵は恐れを忘れて奮戦するとする。
史実に見る実践
- 後漢、呉漢が公孫述討伐に赴き、皇帝の慎重論を聞かずに成都に迫って別働隊と分散配置したため、皇帝から強く戒められた。
- 公孫述の大軍に包囲されて苦戦する中、呉漢は諸将を励まし、旗を多く立て煙を絶やさぬよう欺きつつ夜陰に紛れて別働隊と合流させた。
- 敵が意表を突かれた隙に総力を挙げて迎え撃ち大勝し、その後八戦八勝を重ねて成都に迫り、公孫述を討ち取って蜀を平定したとする。