百戰奇略重戰第四十六

  • 要旨: 敵と戦う際には常に慎重を旨とし、有利と見れば動き、そうでなければ動かないという持重の姿勢を貫くべきだと説く。

原則

  • むやみに軽挙せず、動かざること山の如しの姿勢を保つべきだとする。

史実に見る実践

  • 春秋、晋の欒書が楚を討った際、楚軍が朝駆けして晋軍に迫ったが、欒書は「楚軍は浮ついている、持重して守りを固めれば三日で退くはずだ」と述べて動かなかった。
  • 楚に内部対立や統制の乱れなど不利な要素が複数あると分析し、その通りに鄢陵で楚軍を破ったとする。