百戰奇略勢戰第二十四

  • 要旨: 敵が崩壊に向かう勢いにあるときは、その勢いに乗じて追い迫れば敵軍は必ず崩れると説く。

原則

  • 敵が破滅に向かう勢いにあれば、これに乗じて攻めるべきだとする。

史実に見る実践

  • 西晋の武帝は呉討伐を志し、羊祜・杜預・張華らが賛同する中、杜預が羊祜の後任として鎮南大将軍となり呉討伐を進言し続けた。
  • 朝議が慎重論に傾く中、杜預は今討たなければ孫皓が守りを固めて手遅れになると上表し、張華の後押しもあって出兵が決まった。
  • 杜預は夜襲や偽装工作で敵の心を奪い、樂毅の故事になぞらえ「破竹の勢い」で進撃を続けるべきだと主張し、そのまま呉の都まで進んで孫皓を降し呉を平定したとする。