百戰奇略形戰第二十三

  • 要旨: 敵が多勢のときは、見せかけの動きで敵の兵力を分散させ、こちらは一点に集中して各個撃破すべきだと説く。

原則

  • 敵には形(見せかけの動き)を作らせて対応させ、自らは形を隠すことで、多勢を分散させ寡勢を作り出して撃つとする。

史実に見る実践

  • 建安五年、官渡の戦いで、袁紹が白馬の劉延を攻めた際、荀攸は曹操に対し、延津から渡河するふりをして袁紹軍を分散させ、その隙に軽兵で白馬を急襲する策を進言した。
  • 曹操はこれに従い、袁紹が兵を西に分けた隙に急行して顔良を討ち取り、白馬の包囲を解いたとする。