百戰奇略交戰第二十二
- 要旨: 隣接する国とはへりくだった言葉と贈り物で結んで味方に引き入れ、敵を挟撃すべきだと説く。
原則
- 交通の要衝にある国とは進んで同盟を結ぶべきだとする。
史実に見る実践
- 関羽が樊で曹仁を包囲した際、魏は洛陽遷都まで検討したが、司馬懿は于禁の敗北は天災によるもので国力の損失ではないとし、遷都はかえって弱さを示すと諫めた。
- 孫権と劉備は表面上友好でも内実は疎遠であるとし、孫権に働きかけて関羽の背後を突かせることを進言した。
- 魏はこれに従って孫権と結び、呉の呂蒙が公安を奇襲して陥落させたため、関羽は樊の包囲を解いて撤退したとする。