封神演義土行孫、功を立て顕耀す(第五十四回 土行孫立功顯耀)

楊戩、龍鬚虎を救う

  • 楊戩が駆けつけ鄧嬋玉と交戦。哮天犬で鄧嬋玉の首に噛みつき負傷させ龍鬚虎を救出。子牙は龍鬚虎の負傷に不満を覚える。

土行孫、先鋒に立つ

  • 鄧九公・鄧嬋玉父娘が負傷して悩む中、督糧官の土行孫が金丹で二人の傷を治療し信頼を得る。
  • 土行孫は正印先行に取り立てられ、太鸞から印を譲り受ける。哪吒を名指しで挑発し出陣させる。
  • 身長四尺の土行孫に苦戦させられた末、哪吒は綑仙縄で捕らえられ、成湯の陣営に幽閉される。
  • 黄天化も同様に土行孫の綑仙縄で捕らえられる。鄧九公は両名を朝歌へ護送せず後営に留めるが、軍中で祝勝の酒宴を開く。

鄧九公、土行孫を娘婿に約束

  • 酔った鄧九公は「西岐を破れば娘・鄧嬋玉を娶らせる」と約束し、土行孫は奮起する。
  • 土行孫は子牙自身も綑仙縄で捕らえ西岐城内へ連れ去るが、白鶴童子が元始天尊の符命により縄を解いてやる。
  • 楊戩が出陣し土行孫と交戦、一度は捕らえられかけるが化けた石とすり替わり看破。哮天犬に脅かされ土行孫は地中へ逃げる。楊戩は「土行孫の地行の術は西岐にとって大きな脅威」と子牙に報告する。

土行孫、夜襲を企てるも露見

  • 土行孫は夜、地行の術で城内に忍び込み武王・子牙の暗殺を企てる。子牙は不吉な風の兆しから凶事を察知し、武王を宮中に招いて護衛を固める。
  • 土行孫は宮中に忍び込み、寝所で武王と思しき人物の首を斬るが、実はこれは幻術で仕組まれたもの(=武王本人ではない)。さらに侍女に化けた楊戩に色仕掛けで誘い込まれ、正体を見破られて取り押さえられる。
  • 子牙は斬刑を命じるが、押送中に土行孫は地中に逃げ去り、鄧九公の陣営に戻って「厳重な守りで手が出せなかった」と偽りの報告をする。
  • 楊戩は綑仙縄の出処を確かめるべく夾龍山へ向かうことになる。