封神演義黄飛虎、泗水にて大いに戦う(第三十三回 黃飛虎泗水大戰)
黄滾と黄明の駆け引き
黄滾は逃げてきた飛虎らに、忠孝を全うするなら投降せよと迫るが、黄明が異論を唱えて飛虎を止め、黄滾との間で一悶着となる。黄明は黄滾を偽って「西岐へ同行する」と思わせ、酒宴の隙に糧草と財貨を運び出させて火を放ち、退路を断って黄滾を西岐行きへ引き込む。黄滾はやむなく紂王への忠義を捨て、一族三千余人を率いて汜水関へ向かう。
汜水関、余化の妖術に敗れる
汜水関の守将韓榮の配下に「七首将軍」と呼ばれる左道の余化がいる。黄飛虎をはじめ、黄明・周紀・黄飛彪・黄飛豹・龍環・呉謙・黄天禄らが次々と余化に挑むが、余化は偽って敗走を装い、秘宝「戮魂旛」で黒気を放って生け捕りにする戦法で、七人の将を次々と捕らえてしまう。
黄滾、孫の助命を乞う
残された黄滾は孫の黄天爵・黄天祥を連れ、自ら韓榮のもとへ出向いて幼い孫だけでも見逃してほしいと嘆願しようとする。韓榮の帥府前で一族が跪くところで場面は結ばれる。