封神演義黄天化、潼関にて父に会う(第三十二回 黃天化潼關會父)

黄天化、仙薬で父を蘇生させ陳桐を討つ

土遁で潼関に至った黄天化は、瀕死の黄飛虎と周紀を仙薬で治療し蘇生させる。十三年ぶりの父子再会を果たすが、母・賈氏が同行していないと知った天化は、紂王の非道により母と姑が死に追いやられた経緯を聞いて悲憤する。再び挑んできた陳桐に対し、黄飛虎が応戦する中、天化は花籃で陳桐の火龍鏢を吸収し、莫耶宝剣(清虚道徳真君の鎮山の宝)で陳桐を斬る。天化は師命により西岐へは同行できず、父と別れて山へ帰る。

穿雲関の罠と黄飛虎の脱出

黄飛虎一行は穿雲関に至る。守将陳梧は弟・陳桐を討たれた恨みから、部下賀申の策により黄飛虎らを歓待するふりをして油断させ、夜討ちにする計を立てる。飛虎はいったん陳梧の饗応を受けて宿営するが、深夜、亡き妻・賈氏の霊が現れて危難を告げ、一行は急ぎ脱出しようとしたところを陳梧に阻まれる。戦いの末、黄飛虎は陳梧を討ち取り、穿雲関を突破する。

界牌関で父・黄滾と対峙

黄飛虎一行は父・黄滾が守る界牌関に至る。黄滾は忠孝を説いて飛虎に投降を迫るが、黄明が紂王の非道を挙げて反論し、黄明ら四将が黄滾を取り囲んでいる隙に飛虎らは関を脱出する。黄明は黄滾を騙し討ち同然に説き伏せ、糧草に火をかけて退路を断ち、黄滾もついに紂王を見限って一族とともに西岐へ向かうことを決意する。