北史卷四十五 列傳第三十三 王世弼
王世弼
- 京兆霸城の人、姚泓滅亡後に祖父・父が南遷。身長七尺八寸、豪壮で草隷に長じ典籍を好んだ。斉で軍主として寿春を守り叔業と帰順を共謀。南徐州刺史・慎県伯、東秦州刺史として苛烈な刑政で怨まれ、受納の嫌疑で御史中尉李平に弾劾されるも赦免。河北太守として清廉、中山内史・平北将軍。直閣元羅(元叉の弟)とのやり取りで自らの官歴を語る逸話。没後豫州刺史・諡康を追贈。
- 長子会は汝陽太守。次子由(字茂道)は文才と草隷に優れ名士風で摹書にも巧み、東萊太守を経て潁川に寓居、天平初(534年)元洪威の反乱に巻き込まれ乱兵に殺害された。