北史卷三十六 列傳第二十四 湖

経歴

  • 洪隆の弟の湖、字は破胡。若くして節操があり学に篤く志し、専ら講習に励み世事に関わらなかった。人と争わず徳義をもって人を服させることを好んだ。兄弟の不和や隣里の争訟があれば湖に知られることを恐れて自ら改悛したという。郷里はその風教に感化され敬譲を重んじるようになった。三度州都に召され、二度主簿に辟され、州将が心を尽くして礼を尽くしたためやむなく応じた。本州の中従事・別駕を務め、河東太守を除された。兄弟がともに本郡を治めたことは当世の誉れとなった。仇池都将にも詔され、のち郡を辞して家で終えた。八人の子があり、長子の聰が知られた。