北齊書卷二十五 列傳第十七 徐逺
徐逺
- 徐逺、字は彦遐。広寧石門の人。先祖は広平の出。曾祖の定が雲中軍将として朔に居を移した。少くして吏事に習熟し功曹を経て義旗に赴き防城都督、廮陶県令。髙祖に書計の才を認められ丞相騎兵参軍事として征伐の実務に貢献し、鉅鹿・陳留二郡太守を歴任。天保初め弾劾され赦免後も沈廃したが、顕祖に旧勲を認められ領軍府長史、東徐州刺史、太中大夫。河清初め衛将軍、東楚州都督・刺史、天統二年儀同三司・衛尉、四年開府・右光禄大夫、武平初め没した。寛和で恩恵に厚く、東楚州で大火の際に自ら赴いて民を救い涙を流し復興に努めた。子の世栄は中書舎人・黄門侍郎。