後漢紀巻第十六 孝安皇帝 永初六年 112年
春正月 太后の宗廟親祭
- 甲寅、皇太后がはじめて宗廟に親祭し、皇帝と交互に献じた。大臣と命婦が礼儀を補佐した。
夏 三公の交代と恩賞
- 夏四月乙亥、司空の張敏が長患いのため策免され、太常の劉愷が司空となった。
- 五月丙寅、群吏の秩を復し、爵をそれぞれ段階を設けて賜った。
- 丁卯、鄧禹・馮異らの子孫九人を列侯に封じた。
- 六月辛巳、天下に大赦した。
河東の水の異変
- 丙申、河東の水の色が変わり、すべて血のように赤くなった。本志はこれを鄧太后が政を執っていることの応報だと解している。