元史卷一百九十四 列傳第八十一 塔布台

塔布台(字彦暉)

  • 時に襄陽録事司達嚕噶齊の塔布台(タブタイ)、字は彦暉、元統元年(1333年)進士。魏王の軍が汝亳にあった時、塔布台は糧秣を供していたが、王は酒を嗜み戦備を軽んじ、ある夜賊が王を劫し、王は寝所で起きられず捕らえられた。塔布台は馬を馳せて王を奪おうとしたがやはり賊に捕らえられた。夜が明けると賊酋を見て王は跪いて命乞いをしたが、塔布台は足で王を蹴り「まだ生きようとするのか」と言った。賊が再びその跪拝を強いると、塔布台は拒んでこれを罵り、縛る者と争い、遂に支解された。