元史卷一百五十二 列傳第三十九 岳存

大名冠氏の防衛

  • 岳存、字は彦誠、大名冠氏の人。東平の厳実に帰属し帥府都総領として冠氏を守った。金の鄭倜の万余の攻撃を死士百余人で撃退。彰徳の武仙討伐、開州での金将張開軍撃破(寡兵で万余の敵を破る)などの戦功を挙げ、冠氏丞・楚丘の治で恵政を敷いた。中統三年(1262年)没。享年六十九。子天禎が襲爵し、樊城攻略・鎮江の造船・焦山の戦・福建平定に功を重ね、建康で救荒の政を行い民に称えられた。至大二年(1309年)没。享年七十二。