元史卷一百十七 列傳第四 卓沁

太祖長子の西北の裔

  • 卓沁は太祖の長子。国初に親王として西北に分封され、その地は京師から数万里、駅騎急行でも二百余日を要し風俗の詳細は伝わらない。卓沁の後は子巴圖、弟薩喇逹、弟孟克特穆爾、弟托克托孟克、弟托克托、弟布呼、弟伊濟貝と順に嗣いだ。
  • 至元三年(1266年)伊濟貝が分地の給付を求め、三年後に中書省が総管府設置と正三品印の授与を請うた。至大元年(1308年)伊濟貝が薨じ子嘉鼐巴が嗣ぎ、平陽・晋州・永州の分地からの歳賦中統鈔二千四百錠は至元五年己卯歳より給されている。