大唐西域記佉沙國

  • 要旨: 佉沙国(旧名疏勒)は仏法を篤く信じ、経典の暗誦は盛んだが教理の理解は浅いと評される国と記す。

地理と風俗

  • 周囲五千余里、砂漠が多く、農作物・花果は豊かで細氈を織る技に優れるとする。
  • 人々は荒々しく狡猾で礼義が薄く学芸も浅く、頭を平たく変形させる風習があるとし、文字はインドに倣うが訛りがあるとする。
  • 仏法を篤く信じ福徳を営むとし、伽藍数百か所、僧徒万余人が小乗説一切有部を学ぶが、教理を究めず経文の暗誦に偏る傾向があるとする。