大唐西域記呬摩呾羅國
- 要旨: 呬摩呾羅国は覩貨邏国の故地の一つで、突厥の風俗の影響を受けた釈迦族の末裔の王家を持つが、今は諸城に分裂していると記す。
地理と風俗
- 周囲三千余里、土地は肥沃で麦・花果が豊かとするが、気候は厳しく人々は気短で無知、容貌は粗野とする。
- 婦人が夫の父母の生死を示す角のついた木の冠をかぶる独特の風習があるとし、その形状を詳しく記す。
- かつては強国で王は釈迦族の出であったが、突厥の影響で風俗が変質し、侵略を受けて人々は諸方に離散し、今は数十の城がそれぞれ独立して天幕で移動生活をしているとする。